多彩な投資について

先物取引とは?

先物取引とは、主に、生産者が商品を取引する時点の値段を、購入者と決定しておき、その権利を売買する投資法です。

農産物や工業製品、資源などは、世界情勢、政治的要素、経済的要素、気象、天変地異、紛争・戦争などの影響を受けて、時々刻々価格が変動します。

先物取引は、そういった商品の価格変動による影響を避け、生産者が安心して生産でき、購入予定者が安心して購入できる目的で、主に商品の流通が多い大阪で発祥したと言われています。

先物取引での投資と言った場合、最近では現物の売買目的ではなく、株価指数や資源、電子的な売買権利などを取引し、差額を得る目的で行われるものがほとんどです。

投資対象としては、金、農産物、石油などの資源、株価指数などがあり、証券会社で口座を開設して先物取引を選択する方法が一般的によく取られています。

先物取引は、小額の証拠金を元に、10〜100倍の価値の権利を売買することができ、予想どおりに相場が動けば大きな利益が出る代わりに、予想が外れれば損失も大きいというハイリスク・ハイリターンな投資法とも言えます。

投資信託とは?

金融商品は種類も豊富で、ハイリスクリターンのものも多いです。
リターンだけを考えると痛い目にあいます。

また、日々の世界情勢、政治・経済情勢などにも通じていなければなりません。とても、片手間でべんきょうできるものではありませんよね。

そこで登場するのが、投資信託です。「信託」ですから、その業界の専門家を信用し、投資を委託するわけです。

投資信託とは、銀行にお金を預けるように、投資信託に資金を預け、集められたお金を証券や債権のプロが投資により運用した利益の分配を受けるという金融商品です。

投資信託は、長い間ゼロ金利などと言われる低金利が続き、平均寿命が延びたことによる老後の生活の長さから、資産運用への関心が高まっており、とても注目されている商品のひとつです。

投資信託の利益の分配を受ける場合、投資の成績がよければ預貯金以上の利益を得ることができますが、成績が悪ければ、預けた金額が減ることもあり、リスクについては十分に注意が必要です。

投資信託は、銀行や証券会社で1口いくら、という定期預金のような感覚で購入することができます。

投資家が自分自身で投資判断をすることに比べればリスクが低いので、高齢者や、大きな資金の分配投資などの運用での利用も多いようです。

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